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コバイケイソウ
小梅ケイ草
ユリ科 シュロソウ属

 中部以北の本州と北海道に分布し,高山や亜高山帯の湿った草原に生育する多年草。丈 は50〜100cm。
 花は,茎の先に枝を分け,円錐状にたくさんつく。花の大きさは10〜15mmで花びら は6枚。個々の花は梅の花に似る。たくさん集まって咲くので見応えがある。
 葉の形は広楕円形で互生する。若葉は山菜の ギボウシ に似るが,コバイケイソウは有毒
 日本海側の多雪地帯に多く,雪田周辺などのやや湿った場所に群落を作る。花期には当 たり年と外れ年がある。写真を撮った会津駒ヶ岳では,3〜4年に一度だけ花を咲かせるという。
 近縁に バイケイソウ がある。 日本固有種




 2010.07.28 会津駒ヶ岳


 2009.07.11 尾瀬沼


 2009.07.22 太郎平


 2005.07.28 爺ヶ岳


 2013.06.27 尾瀬沼


 2018.07.03 尾瀬沼


 2015.10.13 尾瀬ヶ原