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ミヤマウツボグサ 深山靫草 シソ科 ウツボグサ属 |
中部以北の本州と北海道に分布し,亜高山帯の草地などに生育する。茎の高さは10〜3cm。 茎先の総状花序に,長さ約2cm青紫色の花を多数つける。 花冠は上唇と下唇からなる唇形で,上唇はかぶと状,下唇は3裂する。 がくも上下の唇に分かれ,花後に口を閉じ果実を包む。 葉は対生し長楕円状披針形で柄がある。縁には浅い鋸歯がある。 平地のウツボグサ(靫草)に似るが, 花が終っても茎の基部から 走出枝を出さない。 ウツボグサとミヤマウツボグサを分けない考え方もある。 2010.08.09 月山 2009.08.19 月山 |