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モウセンゴケ
毛氈苔
モウセンゴケ科 モウセンゴケ属

 ほぼ全国に分布し,山地から亜高山に日当たりの良い湿地に生育する多年草。茎の高さ 15〜20cmで,葉は放射状に重なって根生し,長い柄がある。葉には表面に粘液を出す毛(腺毛)が あって虫を捕らえる食虫植物。
 昆虫などが腺毛に触れると,腺毛は虫を押さえつけるように曲がり,葉も包み込むよう に湾曲して虫を捕らえる。腺毛からは消化の粘液を分泌する。
 花は高さ15〜20cmの花茎の先端に総状につき,白花で,花の大きさは8〜10mm。 花びらは5枚。
 葉には葉緑体が少なく赤い色をしている。 葉が長い ナガバノモウセンゴケ もある。
 名前は,群生する姿を毛氈に見立てた。


 2017.09.09 会津駒ヶ岳


 2016.07.12 会津駒ヶ岳


 2014.08.13 戦場ヶ原


 2010.07.28 会津駒ヶ岳


 2010.06.27 サロベツ湿原


 2009.08.19 月山


 2005.07.09 八幡平


 2010.08.08 月山