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タチツボスミレ
立坪菫
スミレ科 スミレ属

 日本全土に分布し,平地から山地の日当たりの良い道ばたに生育する多年草。最も 普通に見られるスミレ。 
 葉の形は心臓型で柄は長い。托葉が櫛状に深く裂け他のスミレと区別される。
 花期は3〜5月で,花は,歯の根もとや葉のわきから花柄を伸ばして咲く。咲き始めは 地上茎が目立たないが,次第に茎を斜上させる。
 丈は20〜30cmで花の大きさは15〜20mm。
 東北・北海道には葉や花が大きな オオバタチツボスミレ が生育する。
 早春の頃は根生葉の間から柄を出して花をつけるが,地上の茎が伸びてくると葉の脇に も咲くようになる。


 2017.04.10 古賀志山


 2009.04.29 西ノ湖


 2008.06.14 奥白根山


 2007.05.12 中禅寺湖北岸


 2001.05.13 中禅寺湖北岸