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タカネマツムシソウ 高嶺松虫草 マツムシソウ科 マツムシソウ属 |
中部以北の本州と四国に分布し,高山の砂礫地や草地に生育する越年草。丈は20〜
30cmで,柄の先に1個の頭花を上向きにつける。 花期は8月で,花の大きさは3〜4cm。縁の小花が5つに裂け,外側の裂片が大きく伸 びる。 葉の形は倒卵状披針形〜倒披針形で根生する。茎葉は対生する。 平地で見られる マツムシソウ の高山型で,草地や砂礫地に生える。全体は母種より小形だが,花は大きく色が濃い。花びらの幅が 広く,花びらの間に隙間が殆ど無い。花色が白色のものもあり, シロバナタカネマツムシソウ と呼ばれる。 花が終わると坊主頭のような実(そう果)になる。 2003.10.04 蓼科山 2007.08.07 霧ヶ峰 2008.08.07 白山 2013.08.19 八方尾根 |