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オニシオガマ 鬼塩釜 ゴマノハグサ科 シオガマギク属 |
本州の秋田県から石川県にかけての日本海側に分布し,低山帯〜亜高山帯の沢沿いなど湿った所を好んで生える半
寄生性の植物。 丈は40〜100cmで,多くの シオガマギク属 の仲間の中で最も大型。花茎は太く,白くて長い毛が密生している。 葉は対生し,4〜6枚の大型の根生葉は長卵形で羽状に全裂し,裂片は深く裂け両面に白毛がつく。茎につく葉は 小形で羽裂せず,上部のものは苞になる。 ピンク色の花の長さは4cmほどで,上唇の先は ヨツバシオガマ や シオガマギク のようには長くなく,先もあまり尖っていない。下唇は3つに裂け,先は丸い。 2008.09.22 雨飾山 2010.08.22 白馬岳 |